盗聴器発見、スペアナで捜索

電波式の盗聴器を発見するのには色々な方法があります。
一般的なのは広帯域受信機を使用し考えられる周波数帯をスキャンして発見する方法ですが、それよりも効率よく簡単に発見できる方法がスペアナを使う方法です。
ちょっと前まではスペアナというと結構大きな代物でお値段も数百万円もする物でしたが、現在ではコンピューターとの組み合わせで使えるUSBタイプのスペアナも登場しその性能も驚くほど進化しています。
ばんばんサービスで使用しているスペアナはアメリカはシグナルハウンド社のもので、軽量で持ち運びし易い上にスペアナとしての性能もすばらしく、その上音声受信機能もついているので盗聴器発見にはぴったりのものです。
下の画像は399MHz帯の盗聴波を発見したときのものです。画面中に長い針がピーンと立っていますがそれが同一室内にある盗聴波を捕らえたものです。
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盗聴器の送信電波の強さは通常4~5mWから20mWぐらいという話ですが、この画面で捉えているのは1mWの微弱電波タイプものです。
このスペアナで見てみるとその電波の存在と電波の強さ、そして周波数も即座に知ることができ、さらにその音声内容まで受信できるようになっています。そのため電波タイプの盗聴器の存在を確認する時間が大幅に短縮でき、広帯域受信機でのスキャン時に考えられる取りこぼしもなく効率のよい捜索が行えます。

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